【レビュー】FOCAL Shape 40は小型でも本気すぎるスタジオモニターだった

【レビュー】FOCAL Shape 40は小型でも本気すぎるスタジオモニターだった

最近、メインのモニタースピーカーを FOCAL Shape 40 に変えました。
結論から言うと、「これは最高の選択だった」と心から思っています。

この記事では、実際の写真とともに、Shape 40の魅力を語っていきます。


■ 1. 小型モニターとは思えない解像度と定位感

Shape 40はFocalのShapeシリーズの中でも最もコンパクトなモデル。
ですが、その音はまったく“コンパクト”ではありません。

  • 音の分離が良く、リバーブの奥行きまでハッキリ聴こえる
  • パンニングの位置も明確で、MIX時の判断がしやすい
  • 高域の伸びも自然で、長時間作業しても疲れにくい

小さいスピーカーにありがちな“篭もり”が全くなく、むしろ広がりがあるのが驚きです。


■ 2. 背面の調整機能が超優秀

背面には多彩な調整機能が備わっています。

  • HFシェルビング(±3dB)
  • LFシェルビング(±3dB)
  • LMF EQ(±3dB)

設置環境や部屋の鳴りに応じて、音を自分の空間に合わせて最適化できるのが本当にありがたいポイント。

私の場合、壁との距離が近いのでLFを少しカットして使用中です。

また、XLR(バランス)とRCA(アンバランス)の両方に対応しているので、オーディオインターフェースがどのタイプでも安心です。


■ 3. 見た目の高級感がヤバい

木目調のキャビネットと、麻のような繊維感のあるサンドイッチコーン。
まさに「音も見た目もプロ仕様」。

制作に集中したい人にとって、「見た目が美しい」というのは実はかなり大事で、デスクに向かいたくなるという心理的メリットがあります。


■ 4. コンパクトな環境でも活きるモニター

私はモニタースピーカーと耳の距離が約65cmほどしか取れないのですが、Shape 40はニアフィールドでの使用を前提としているので、距離が近くてもしっかり定位するのがありがたいです。

しかも背面にバスレフポートがない「ダブルパッシブラジエーター方式」なので、壁に近づけても低域が暴れにくい
これは賃貸ユーザーにも嬉しい仕様ですね。


■ 総評:趣味から本気のDTMerまで、万人におすすめ

FOCAL Shape 40は、サイズ・音質・設置性のバランスが完璧なモニタースピーカーです。

  • 小さな部屋でも使いやすい
  • 高解像度でMIXの判断がしやすい
  • 見た目も美しいからモチベが上がる

自宅の環境次第では、Shape 50よりもむしろShape 40のほうがちょうどいいという人も多いと思います。


📦 リンク:FOCAL Shape 40(サウンドハウス)

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/242902/


🔧 機材構成(参考)

  • モニタースピーカー:FOCAL Shape 40
  • オーディオIF:Fire face UCX
  • MIDIキーボード:Komplete Kontrol A61
  • DAW:Cubase12
  • デスク:電動昇降デスク・ E7 Pro

🔚 おわりに

もし「ちょっと良いスピーカーが欲しいな…」と思っているなら、Shape 40は真っ先に検討すべき選択肢です。
音が変わると、音楽との向き合い方も変わる。これは本当に実感しました。


🖋 記事を書いた人

ボカロP|神様うさぎ(@osumanteikoku


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