はじめに
何か新しいこと学びたい!けれども何を学べばいいかわからない。
そんな方に向けて、学びたいものを探し、調べるテクニックを紹介していきます。
ソースは主に「独学大全」という本から引用しています。
「カルテ・クセジュ」
現在興味がある、解決したい分野について思いつく限り書き出し、
片っ端から調べていく方法です。
知っている分野を四角で囲んだり、書き出した分野同士を線で繋いだり、
調べたい分野に○をつけたりしてカルテを更新していきます。
既知のものをかき集め、そこから未知へ向かう拠点を作り上げる手法ですね。
「ラミのトポス」
自分がわからないこと、知りたいことについて
・類「〜は何の一種か」
・種差「〜は同じグループの中で他と何が違うか。」
・部分「〜を構成する部分を列挙すると?」
・定義「〜とは何か」
・語源「〜の語源は?」
・相反「〜の反対は?」
・原因、由来「〜を生じさせる(た)ものは?」
・結果、派生「〜から生じる(た)ものは?」
をに分けて自問自答する手法です。自分が分かっている部分とわからない部分を明確にして、何から手をつけるべきかを明確にする働きがあります。
「NDCトラバーズ」
取り上げるテーマやトピックを決めて「日本十進分類法」の項目と掛け合わせて検索を行う方法です。
「日本十進分類法」とは(堺市図書館HPより)
https://www.lib-sakai.jp/licsxp-opac/WOpacTifSchNdcDispAction.do?moveToGamenId=tifschndc
例えば「作曲」の勉強をしたい時に
「作曲 芸術」「作曲 日本語」などのように検索したり、本を探したりする方法です。
個人が知りたい物事の本質は横断的であり、一冊の本にまとまっていることは稀です。
複数のメディアを参照して本質にたどり着いていく手法です。