独学テクニックまとめ② 〜やりたいことがないあなたへ〜
はじめに

何か新しいこと学びたい!けれども何を学べばいいかわからない。

そんな方に向けて、学びたいものを探し、調べるテクニックを紹介していきます。

ソースは主に「独学大全」という本から引用しています。

「カルテ・クセジュ」

現在興味がある、解決したい分野について思いつく限り書き出し、

片っ端から調べていく方法です。

知っている分野を四角で囲んだり、書き出した分野同士を線で繋いだり、

調べたい分野に○をつけたりしてカルテを更新していきます。

既知のものをかき集め、そこから未知へ向かう拠点を作り上げる手法ですね。

「ラミのトポス」

自分がわからないこと、知りたいことについて

・類「〜は何の一種か」

・種差「〜は同じグループの中で他と何が違うか。」

・部分「〜を構成する部分を列挙すると?」

・定義「〜とは何か」

・語源「〜の語源は?」

・相反「〜の反対は?」

・原因、由来「〜を生じさせる(た)ものは?」

・結果、派生「〜から生じる(た)ものは?」

をに分けて自問自答する手法です。自分が分かっている部分とわからない部分を明確にして、何から手をつけるべきかを明確にする働きがあります。

「NDCトラバーズ」

取り上げるテーマやトピックを決めて「日本十進分類法」の項目と掛け合わせて検索を行う方法です。

「日本十進分類法」とは(堺市図書館HPより)

https://www.lib-sakai.jp/licsxp-opac/WOpacTifSchNdcDispAction.do?moveToGamenId=tifschndc

例えば「作曲」の勉強をしたい時に

「作曲 芸術」「作曲 日本語」などのように検索したり、本を探したりする方法です。

個人が知りたい物事の本質は横断的であり、一冊の本にまとまっていることは稀です。

複数のメディアを参照して本質にたどり着いていく手法です。

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